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幕末維新おもしろ話、その4、「靴」
日本で最初に靴を履き愛用したのは坂本竜馬、その靴を普及させたのは
大村益次郎、彼は明治三年三月十五日に軍靴の製造を始めたので、
それを記念して現在、三月十五日は「靴の日」。明治維新によって武士が失業し、各藩では、その対策に頭を痛めていた。
そこで、現在の千葉県北部にあった佐倉藩が、道場だった所を
職業訓練所に改造し、約二百人の士族を集めて製靴技術を習得させる
という妙案を思い付く。竹刀を持つ手に金槌を持った元侍達の作った靴、
いったい、どのようなシロモノだったのであろうか。