みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 9月 2003

やっと秋らしい天候になってまいりました。
日中はまだまだ暑いですが、体調の崩れなど
なさいませんように!

さて、今月の新刊です。

「鞍馬天狗」 川西 政明・著  岩波新書 700円

 大正・昭和の小説や映画で一時代を築いた鞍馬天狗。
大佛次郎のシリーズ小説四十七作を基に、勤王の浪士と
して幕末をどう生きたか、その革命観、人を斬る意識の
移り変わりを綿密に分析する。

「幕末維新・あの人のその後」  日本博学倶楽部 
                   PHP文庫 514円

 新撰組から明治の指導者、かの坂本龍馬、最後の将軍
徳川慶喜など、幕末の輝けるヒーローは数多い、ところが、
彼らの名前は知っていても、「あの人は、それからどう
なった?」と聞かれたら思わず悩んでしまうものだろう。

 本書は誰もが知っている有名人からキラリと光る名脇役
まで、彼らの気になる「その後」を大紹介!「新選組隊士・
斎藤一は警視庁で働いていた?」「将軍・徳川慶喜は維新
後どうなった?」「榎本武揚はシベリア横断旅行に出かけ
た?」など、教科書には載っていない意外なエピソードが
目白押し。
つい他人に話したくなる話題満載の歴史雑学本。

では、また。