Monthly Archives: 11月 2003
では、今日の幕末話、、
“龍馬の短銃”発売 空港の愛称化記念
11月15日に高知空港の愛称が「高知龍馬空港」になるのを
記念し、「坂本龍馬先生の短銃(PISTOL)」=写真=が高
知市の「カリノ美工」から発売されている。モデルの短銃は、龍馬が高杉晋作から護身用としてもらい、
寺田屋事件(1866年)の際に使ったもの。銅と真ちゅうを
用い、ずっしり本物の重量感を持たせている。同社代表の狩野信児さん(59)は来春、同市にオープン
予定の「龍馬の生まれたまち記念館(仮称)」など多くの龍馬
関連の仕事を手掛けている。「龍馬と短銃といえば、懐の右手のなぞで語られるが、
龍馬グッズとしてはあまり出回っていない。ファンは興味
深いのでは」売り上げの一部を基金化し、空港に龍馬の胸像を寄贈する
計画もあるといい、「“龍馬”を冠するのを機に、観光客の
玄関口の空港でもっと龍馬をPRしていきたい」と意気込ん
でいる。http://www.nhk.or.jp/archives/fr_back.htm
■大河ドラマ「竜馬がゆく」が先日の26日に放送されました。
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1968年(昭和43年)1月~12月 放送
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昭和43年、大河ドラマとして放送された司馬遼太郎原作の
「竜馬がゆく」。
昭和38年「花の生涯」から始まった大河ドラマは、今年放送中の
「武蔵」で42作目になりますが、「竜馬がゆく」その6作目です。
主人公の竜馬を演じたのは、当時25歳の北大路欣也さん。豪放磊落
(らいらく)な竜馬をみごとに演じています。
今回放送するのは第16回の「脱藩(だっぱん)」、NHKに一本
だけ残されていた貴重なテープです。
風雲急を告げる世の中の情勢を知り、大きな志を抱いた竜馬が、
周りの人々の力添えを得ながら脱藩を決意するまでを描きます。【 出演 】
坂本竜馬 北大路欣也
乙女 水谷良重
武市半平太 高橋英樹
八郎兵衛 下元 勉
源じいやん 巌 金四郎
那須信吾 藤岡重慶
吉村寅太郎 轟 謙二
権平 下川辰平
栄 八木昌子
おやべ婆やん 菅井きん
千野 佐原妙子
春猪 二木てるみ
美似 岩井友見
(ほか)【 制作スタッフ 】
原作 司馬遼太郎
脚本 水木洋子
音楽 間宮芳生
演奏 新室内楽協会
テーマ
音楽演奏 NHK交響楽団
指揮 外山雄三
時代考証 稲垣史生
古武道指南 杉野嘉男
殺陣 林 邦史朗
美術 川上 潔
技術 山口克朗
フィルム撮影 赤城久雄
演出 和田 勉
制作 森 理一郎語り 滝沢 修
【 リクエスト紹介 】
◇ 平林由美子さん 埼玉県 女性 30代
「もう一度見たいあの番組」のリクエストになっていますが、
実は私はこのドラマを見たことがありません。この年に生まれ
たからです。けれどあえてリクエストさせてください。学生時代
に「竜馬がゆく」を読んで坂本龍馬が大好きになりました。
幕末時代の小説や本を読んだり、京都に行ったりして幕末に
触れてきましたが、唯一悔やまれるのがこの大河ドラマを
見たことがない!というのことです。是非再放送してください!!
お願いします。◇ 松本譲二さん 千葉県 男性 40代
今は経済も人としての信用も地に落ち、若者もシラケ世代を
通り越し何に対しても無関心で情熱のもてない時代になった感が
あります。
ここで是非、竜馬のように大きな意思を持ち、人間としても魅力
ある人物がいた事を再確認すべきではないでしょうか。近代日本を
作るキッカケの一人でもあり、そんな竜馬が現代に生きていれば
今の時代をどう見るか聞いてみたい気がします。「幕末の京都 新選組と龍馬」
歴史フォーラムがシンポ
京都歴史フォーラムが公開シンポジウム「幕末の京都 新選組
と龍馬が駆け抜けたまち」を、11月12日午後6時半から京都市
中京区丸太町通七本松西入ルの京都アスニーで開く。
参加者を募集している。平安京建都や応仁の乱など、京都の歴史を題材にして毎年公開
シンポを開催している。今回は、京都が幕末の主な舞台になった
理由や背景について、新選組と龍馬を基に考える。シンポでは、下坂守・京都国立博物館学芸課長がまとめ役になり、
木村幸比古・霊山歴史館学芸課長と伊東宗裕・市歴史資料館課長
補佐がパネリストとして幕末について意見交換する。参加料1000円。申し込みは往復はがきで、
〒602-0867京都市上京区寺町通丸太町上ル、市歴史資料館内
の京都歴史フォーラムTel:075(241)4312。