みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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関西に30年間住んでいたので、特に今回の尼崎の事故は心が痛みます。
JRは阪急に対抗するため、あまりにも速度をあげて対応して
いたようですね。密集地をかなりの速度で走り抜けて、安全という
ものを置き忘れていたのでしょう。インタビューで答えていた
女子大学生の言葉が心に残ります。
「お願いですから、こんな事故はもう二度と起こさないで下さい」
 泣きながら、友の死を悼んでいました。
亡くなった方々のご冥福を心から祈ります!

さて、私、GW に薩摩に行くことになり、鹿児島の史跡めぐりのお話を
期待していて下さい。

行きます、田原坂! レンタカー借りて知覧まで行く予定です。

さて、「長岡藩軍事総督河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ」
ベスト新書 (73)  星 亮一 (著) 価格: ¥819 (税込)を読み終えました。
前半はさらっと復習のような形で継之助の人となりをおさらいし、最後の
盛り上げ方が上手く、感動的に読み終えました。

中で心に残った箇所は、二箇所ほど、

方谷は継之助が自費で来た事に感心し、「昨今の官使は公金を
使うことばかり考えている。それが国を滅ぼす」、、、

   誠に、今の日本の姿、そっくり。

小千谷談判での土佐の岩村精一郎、わずか23歳、河井の人物経歴は
今になってようやく知ったところで、当時は知る由もなかった。
後に門衛に聞くと、河井はなおも幾度となく、本陣の門に来て、再度の
面会を請い、深夜までその附近を徘徊して、しきりに取り次ぎを求めた。

   あーーっ、この箇所、悔やまれる部分ですね。

継之助の気風は長岡人に強く受け継がれ、山本五十六ら多くの俊英を
輩出した。「時として人間は命をかけねばならない」という
大きな命題を継之助は今の世に残した。

   政治家に是非、心に刻んで欲しい言葉です。

 では、また。

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