みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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風がきつくて、寒さがぶり返してきたようですね。
風邪に気をつけて下さい。

さて、出先からの帰り、いつものように大型書店に行くと
「関西 大人のウォーカー」3月号 580円 
司馬遼太郎の世界を歩く  が出ていました。

司馬遼太郎が亡くなって10年経つのですね。
その特別企画本、580円だったらお求め安いので是非一冊!

中学生の時、図書館で一度にドサッと借り出して
声に出して読んでいたそう。家には持ち帰らず徹底的に
記憶するような読書で、閉館時間が過ぎてもなかなか帰ら
ないので困ったと当時の出納係の思い出話が載っています。
人が珈琲一杯飲む間に文庫本を一冊読み終えてしまうと
いうのも本当の話です。

写真で育った場所と、それを下地にして著作した本の紹介とか
載っていて、西長堀のマンモスアパート、ここで竜馬が書か
れたのですね。
なんと司馬さんの前の住人は森光子、、文化勲章受章者が
同じ部屋の2LDKから出たとは、なんともおそるべしアパート、
この10階の高い場所からの俯瞰が、司馬流・歴史小説を
昇華させてくれたのですね。

「竜馬がゆく」の月額原稿料は100万円、なんども貰いすぎ
だと断られたそうです。この破格の原稿料は、産経新聞の
記者だった司馬を『我が社から生まれた直木賞受賞者の
気鋭の才能に投資を惜しんではならじ」という当時の社長の
思いがあったとのこと。ほとんど資料代で消えたようですが・・。

そして、東大阪の司馬遼太郎記念館、その書斎には未完に
終わった「街道を行く 濃尾参州記」のための資料690冊が
今も残してある。
館内のあれこれを手伝うボランティア約230人が地元の住人、
「ここにいると全国の人と会える。先生は凄い人ですね」。

蔵書は手にとることはできない、見て終わるだけなら10分
ぐらいで終わってしまいます、が、ここで5時間いる人も
あるという。
「ここは見せるのではなく感じる記念館です。来られた方が
司馬遼太郎の世界に身を置きつつ自由に考えて頂くのです」
この4年間で17万5000人、観光地でないこの地に全国から
わざわざ訪れるという。近隣の街角では菜の花忌に合わせて
あちこちに菜の花のプランターをあしらう動きが広まっている。

私も、司馬遼太郎記念館とよく散歩をされたコースを歩きました。
どんな博物館よりも強烈に心に焼きついています。図書館の本
ではない、司馬さんが手にとって読んだという2万冊の本の
威圧感は、何より力強いですね。行くと勇気を与えてくれる
場所です。

では、また。

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