さて、「ハリス日記」の最終回、「日本は狭少なので、三港
以上はひらかないことに決めたぁ~」という駄々っ子のような
幕府を口説き落とし、日本側が気を緩めた隙に江戸などの開市を
要求、、、帰国後は公職を退き、ニューヨークの質素な下宿で、
謙虚な生活を送ったとあります。
実直な人物だったのですね。
いよいよ、ハリスさんに好意を持ちました。
当時の日本は時がゆっくり流れていて、「イエスかノーか」という
きっちりとした答えを求める欧米人には理解されなかったのです。
しっかりとした日程を組んで行動するハリスさんにとって、交渉場所
に行っても、幕府役人は雑談ばかりして前になかなか進まない、
益々、ハリスさんは苦虫を噛み潰した顔になってしまったのでしょう。
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