みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 2月 2007

今日、本屋に行くと面白そうな新刊が出ていたので買って来ました。
「高知・龍馬殺人街道 」(文庫) 西村 京太郎 (著) ¥ 460 新潮文庫、
現代の坂本龍馬による天誅連続殺人! 土佐・京都・十津川警部走る。
読まれた方おいででしょうか。ここ数年、高知に行っていないので
旅行気分を味わいます。

「壬生義士伝」、映画より、テレビの方が良かったと思いました。
ロケの風景がまだ新鮮に蘇ります。

ここ数ヶ月で買った本です。

「会津藩はなぜ朝敵か」  星亮一 KKベスチセラーズ 680+税
「会津藩 VS 長州藩」  星亮一 KKベストセラーズ 780+税
「最後の幕閣」     徳川宗英 講談社+アルファ新書 876円、
「幕末維新の経済人」  坂本藤良 中公新書 660+税
   この本は特に面白かったです。感想はまたのちほど。
「幕末歴史散歩 京阪神編」 一坂太郎 中公新書 980+税
   この本は、歴史の専門家による史跡巡りですので、
   ものすごく細部に渡って書かれています。
   史跡巡りがお好きな方は必読の書です。
「幕末・維新」 井上勝生 岩波新書 780+税

そして、「京都時代MAP 幕末・維新編」 光村推古書院  1,600円
これは現在の京都の地図の上に、幕末当時の京都の地図がトレーシング
ペーパーに印刷されて重ねて見ることができ、一目瞭然で、
現代の京都と幕末の京都がイメージできる優れたMAPです。
見ると、四条の繁華街は幕末当時「寺」ばかりでした。
いろいろと見ていくと大きな発見があるように思います。

さて、3月4日まで、江戸東京博物館で、「江戸城展」をしていますね。
友達から、図録を送ってもらって見ていますが、図録も分厚くて立派な本です、
江戸城築城550年に今年はあたるので、江戸城の全貌を明らかにすると
パンフレットで詠っているように、すごい展示物ですね。内部も
キッチリとした図面があるので分かりますが、すごい部屋数です。
西洋の宮殿は長方形で必ず窓があるので方向・位置は分かりますが、
巨大な江戸城は、複雑に部屋が入り組んで、窓がない部屋もたくさんあるので、
一度迷い込んだら、そう易々とは出られないミステリー・ゾーンです。
この本と平行して、以下を読みましたが、
「名君・暗君 江戸のお殿様」 中嶋繁雄 740+税 平凡社新書
江戸時代が息づいているような気分を味わえました。
できたら、「江戸城展」見に行きたいものです。

では、また。