みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

月別アーカイブ

「偽装水」…京都の老舗旅館が「水道水」を名水だと
偽った  と報道されていました。

ここって、桂はんの屋敷の跡です。
何度も行きましたけど(表を通っただけですが)
とても残念な事件です。
http://www.shogikuen.jp/facilities.html#kido

以下、引用します。

 今度は「偽装水」-。京都市中京区の旅館「石長松菊園(いしちょうしょうぎくえん)」
(48室、240人収容)が京都の名水「染井」と偽って水道水を提供していた
ことが7日、分「石長松菊園」かった。当初は染井の井戸水をくみ上げ、旅館の
2か所の脱衣所で冷水器に入れていたが「時間がかかり、井戸に並んでいる人に
申し訳ない」という理由で水道水を提供していた。冷水器には「染井のおいしい
水」という張り紙をしたままだった。京都市の立ち入り調査でも「偽装」の事実
を認めている。

 京都の伝統ある旅館「石長松菊園」が水を「偽装」した。

 中村宏支配人(70)によると、同旅館では3~4年前に同市上京区の京都御苑脇
にある梨木神社の井戸から京都の名水「染井」の水をくみ、2か所の風呂場脱衣
所に設置した冷水器に入れていた。

 だが、「時間がかかり、井戸に並んでいる人に申し訳ない」と、間もなく
くむのをやめ、冷水器には水道水を使っていた。冷水器の上には「染井のおいし
い水」の張り紙はしたままだったという。今年4月に旅館内から「不当表示だ」
との声が上がり、撤去した。今月京都市による立ち入り調査で、旅館側も「偽装」
の事実を認めた。

 同旅館は1954年に建設され、明治維新を担った木戸孝允邸の跡地に
あり旅館名も木戸の雅号「松菊」から取った。代々の社長が関東地方の小・中・
高にまで足を運び修学旅行生を呼び寄せ、有名になった。鴨川にも近く、古都の
風情を残した人気旅館だった。

 「染井」は「県井」(あがたい)「醒ケ井」(さめがい)とともに、
「京の3大名水」と言われる人気のわき水。現在飲めるのはこの「染井」だけで、
明治18年に創建された梨木神社からしか採取できないだけに、神社には連日の
ように水をくみに来る観光客でにぎわっている。近年、業者が大量の水を採取す
るため「1日5リットルまで」の立て看板を立てた。

 北海道の食肉加工販売「ミートホープ」が豚肉混じりのひき肉を牛ミンチと偽装し
、問題となったばかり。同旅館の中村支配人は「名水で評判が出ればいいと甘え
があった」と謝罪しているが、旅館側のモラルが厳しく問われることになりそう
だ。

3 Responses to 石長松菊園

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です