みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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「徳川慶喜家の食卓」  徳川慶朝  文春文庫 
            571円+税

慶喜は銀の飯ごうで炊いたご飯を食べていた。
慶応三年、大坂城で外国公使らに出された
料理の献立は。将軍は日本初のアンパンも
召し上がった。父・徳川斉昭が息子に勧めた
健康食とは。やはり、豚肉が好きだった慶喜、
その他、新しい食べ物への好奇心は生涯衰える
ことはなかった。徳川家に伝わる楽しき「食」
のエピソードの数々。

 

 

 

 

「一枚擂屋」  城野隆  文春文庫 619円+税

 幕末の大坂を舞台に、潜りの一枚擂屋(瓦版)が殺された父の
 敵を求めて奔走する痛快時代劇。第十二回松本清張賞受賞作
 第二次長州征伐の準備で騒然とする幕末の大坂で、打ち壊しを
 一枚擂に取り上げた親父の与兵衛が町奉行所で殺された。
 たかが一枚のために何故、勘当中の息子が親父の敵をとるため、
 三十年程前に起きた大塩平八郎の乱との係わりを探り始める。

「戦国武将 人気ノウラ事情」 鈴木眞哉 PHP新書 720円+税

 けっこういい加減な「天下人」の世界
 買いかぶられた名軍師たち、周りから見た戦国武将、作られた評判、
 消された評価、戦国武将、死後の人気争い、、面白そうです。

「大名屋敷の謎」 安藤優一郎 集英社新書 700円+税

 朝の登城は「通勤ラッシュ」、外食頼りの独身集団、
 「レンタル、貸本」産業花盛り、ビッグな需要、シルバー(隠居・との様)
 レジャー、人材派遣(職人・手伝い)ビジネスに活気あり、幕末の風雲
 農民の宅配(物資輸送)請負い活況、、、!

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