みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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来週、只見で行なわれる河井継之助の墓前祭に参加する予定です。、
それで、「河井継之助」星亮一・著を読んでテンションを高めていました。

幕末維新、会ってみたいと思う人物は、やはり継之助です。鹿児島で西郷は神と
崇められ、高知で龍馬はシンボル、山口の松陰・晋作は住民を見守っているかのような静けさの中にあります。
しかし、継之助は違います。
長岡を焼いたと百数十年経っても住民から非難され続けて、今でも、人々の関心の的。
しかし、心の中では、もう既に許している。継之助を身近に思っている証拠だと
思います。なんとドラマティックな人生であったろうと涙する場面や、

「けっしてめげることはない、その逞しさで、どこにいってもたちまち頭角を現
す」

人物が飛び出してきそうなほど、活動的で魅力的に描かれています。
本書を読んで、また、スケールの大きな継之助が現れてきました。

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