みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 2月 2009

私の住む、岡山県・倉敷で、幕末、事件がありました。

倉敷・浅尾騒動といいます。

1866年(慶応2)長州第2奇兵隊を脱走した150人が江戸幕府直轄の倉敷代官陣屋を焼払い、そして北部の総社にある浅尾藩陣屋を襲撃した事件です。

浅尾藩は、1864年の禁門の変で会津藩とともに御門直近の警護をしていました。

画像は、その時の槍の痕、今でもはっきりと分かります。

美観地区を見下ろす寺の山門。なんと罰当たりなことでしょう。

代官所襲撃時、代官・桜井久之介は、広島に出張中、幕府側の上級武士はいち早く逃亡し、代官所に踏みとどまった長谷川仙介、小松原芳太郎など9名が死亡しました。