みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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大阪で長く暮らした私にとって、適塾はとても身近な存在でした。

テレビでも、適塾に材を取ったドラマがたくさん放送されて、そこでの猛勉強ぶりに畏怖感さえ持ったものです。

福澤諭吉をはじめ、村田蔵六、大鳥圭介、橋本左内など綺羅星の如く輝く有為な人材を育て上げた緒方洪庵。

洪庵曰く、
「医の世に生活するは人の為のみ
  をのれがためにあらずということをその業の本旨とす。
  安逸を思はず、名利を顧みず、唯おのれをすてて人を救はんことを希ふべし」

この言葉は、医療者の必携書に載せられていたそうです。しかし、いつの間にか姿を消し医者のレベルが低下したと嘆かれるのは、画像の緒方家五代当主の医学博士である緒方惟之氏。お顔はもちろん、その慈愛ある眼差しは、洪庵の生き写しです。

 

 

 

「医者は儲かりますよと口にした開業医に自分の耳を疑いました、昨今では珍しくもないですね。私は子供を授からなかったので、緒方の直系は終わることになりますが、洪庵が示した医者としての原点を医療に携わる方々に伝えていければと考えております」とおっしゃいます。

来年は、その洪庵の生誕二百周年。
私が、今、暮らしているのは洪庵・出生地の岡山です。
江戸時代、寺子屋の数が全国で第三位、その教育熱心な風土が洪庵を育んだので
しょうか。来年、何か催しはないかと楽しみにしています。

2 Responses to そこまで似るの、幕末の子孫 シリーズ2 「緒方洪庵」

  • 来年は緒方洪庵の生誕200周年ですかぁ!
    みちこさんのお住まいのところは洪庵さんの
    出身地なのですね~!
    イベントなど、きっとあるのでしょうね。
    楽しみですね☆

  • まーさま
    コメントをありがとうございます。
    洪庵、生誕の地は、岡山県の足守というところです。
    ここは、メロンの産地、お酒造りが有名です。
    旧足守藩侍屋敷(岡山県指定重要文化財)もあり、ここは
    足守藩家老杉原家の邸宅だったもので、保存状態がよくて、
    当時の武家の生活を知るのに岡山県下では唯一の貴重なもの
    です。
    きっと、生誕200年のイベントは盛大でしょう。
    楽しみです。

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