みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 8月 2010

みなさま、酷暑の夏、お元気でお過ごしでしょうか。

近くの大型書店が、今年末で店仕舞いをするとのことで、日参しています。JR倉敷駅が、高架になる予定で、駅前開発のため、駅ビル内にあるこの大型書店は閉店するのです。

倉敷駅前にチボリ公園という大型娯楽施設があったのですが、経営難で廃園になってしまいました。その壮大な跡地をどうするのかとヤキモキしていましたら、アウトレット・モールができるということです。再び、新設の大型書店のできることを期待しています。でも、完成は来年末ということで、この先一年は、近くに書店がなくなるという「悲運」とあいなりました。

太平洋戦争の真っ只中、戦地に赴いた読書好きの兵士たちは、活字に飢えて、薬の説明書でさえ、何度も読んでその飢えを凌いだらしいですね。そんなお話を聞いたことがあります。今の世の中に生きている私達、本を選べて読めるという恵まれた境遇にあります。出版社や書店は、このところの不況で大きなダメージを受けています。ネットやテレビで余暇を過ごすより、本屋に行き、本の印刷の匂いの中で、本を手に取り選んで読書の習慣をつけたいものです。

● 星亮一先生、東京八重洲ブックセンター講演会開催!!

      場所:八重洲ブックセンター本店8階ギャラリー
      テーマ「明治維新の真実」 9月16日(木)    

           開場 18:00 講演18:30~19:15   質疑応答19:15~19:30

           サイン会19:30~20:00 終了後、懇親会があります!

 

● 万延元年遣米使節150周年記念式典のお知らせ !!

         会場    横須賀芸術劇場小劇場(ヨコスカ・ベイサイド・ポケット)  

                                          横須賀市本町三‐二七(京急線汐入駅から徒歩分・

         日時   平成22年9月25日(土)午後1時~4時

    主催   万延元年遣米使節一五〇周年記念事業実行委員    横須賀市、

                                                         横須賀市教育委員会     後援 外務省

 プログラム     

     入場無料 (第一部・第二部とも一般公開されます)

 

第一部 記念式典  午後1時~2時

第二部 記念講演会 午後2時~4時       

                    講演者 星亮一氏(歴史作家)

                              ジョージ・M・ブルックⅢ氏 (史学博士、咸臨丸乗組みブルック大尉曾孫)

東京史跡巡り、その2です。

 

 

坂を下ったあたりの低地が清水谷(しみずだに)公園です。この場所には大きな石造りの大久保利通追悼碑があります。

坂の名の由来は、かつて坂を挟んで紀州家・尾張家・井伊家の屋敷があり、坂の位置がこれら3家の境界に沿っていたことから頭文字をとって紀尾井坂(きおいざか)と名付けられました。

大久保利通はこの紀尾井坂(きおいざか)の途中で襲われました。

この事件の前、近くの赤坂喰違坂では、岩倉具視が襲撃されました。襲撃事件の現場に坂が多いのは、見通しがよいことによるようです。

 ちなみに、事件に遭遇した時に乗っていた馬車は、倉敷市内に保管されていることはご存じでしたか? 私の日記、大久保の馬車」をお読みくださいね。

 

 

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  6月27日、東京を歩いてきました。梅雨の時期でしたので、雨の心配がありました。

でも、幸いに小雨でした。総勢19名が東京駅の銀の鈴を目印にして待ち合わせました。

初めてお目にかかる方もおいででしたが、無事に全員集合できました。これが集合場所の「銀の鈴」です。東京駅では、待ち合わせ場所としては有名な所だそうです。

 

 

 

 

全行程1万1千歩、それでは出発です。

まず、東京駅の地下から地下鉄丸ノ内に乗り、

赤坂見附で下車、地上に出て清水谷(しみずだに)公園に向かいました。見附とは、江戸城の外郭に位置した警備のための城門を指します。36ケ所あった見附のうちの一つです。現在に名前を残すものとしては、四谷見附・市谷見附などがあります。