みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 2月 2011

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 2月18日から20日まで佐賀に行っていました。

佐賀城本丸歴史館で星亮一先生の講演会が行われたからです。

大分や長崎、博多など他県からも大勢来られました。
大盛況で質問も相次ぎ、素晴らしい講演会となり、
予定時間を三十分も超過しました。

2011/02/20  佐賀新聞 ネット配信 
佐賀県内ニュース

「幕末、佐賀が歴史の鍵握った」と作家・星さん講演
 歴史作家の星亮一さんを中心とした「戊辰戦争研究会」の講演会が20日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館であった。星さんは「アームストロング砲を有する佐賀藩の参戦が、戊辰戦争終結の要因でもあった」と話し、歴史ファンら約100人が耳を傾けた。

  幕末の会津藩や戊辰戦争についての著書が多い星さんは「佐賀藩のアームストロング砲と戊辰戦争」と題して講演。「上野戦争では命中率が悪かったものの、戊辰戦争では鶴ケ城(会津若松城)にかなりの数が着弾した。砲撃音はすさまじく、開城の決め手にもなった」と臨場感たっぷりに話した。

 また、薩摩、長州の動きなど幕末の政治状況を解説しながら「佐賀藩はキャスチングボートを握った」とも。佐賀藩の功績について佐賀大の伊藤昭広准教授と意見を交わした。 同研究会は全国各地の会員がインターネット上で戊辰戦争に関する情報や意見を交換している。

ootori17DSCF0024.JPG 歴史作家の星亮一先生が中央公論社の編集者さんと、昨日の26日に 兵庫県&岡山に来られました。
相生までお出迎えして、大鳥圭介の生家がある、兵庫県の上郡(かみごおり)に向かいました。というのは、この四月末に中央公論社から先生の中公新書「大鳥圭介」が発刊されます。その取材で来られました。

 上郡には大鳥圭介の生家が復元保存されています。
第一、第三日曜に保存会の皆さんによって公開されているのです。内部には、圭介の書や彼が使用したドクターバッグ、貴重な資料が大切に保存されています。
当時の圭介・人形もありました。 人気があったのですね。明治政府にも仕えて、大活躍しました。 詳しくは、4月下旬発刊・中公新書の「大鳥圭介」を買って読んで下さいね。

 それから、少し離れた岡山県和気の閑谷学校(しずたにがっこう)へ向かいました。

 その後は、倉敷に寄って頂き、夜の美観地区を散歩して、お食事をご一緒しました。
なんたって、岡山は「倉敷の祭り寿司」ですよ!!
楽しい一日でした。
翌朝、星先生は福井の一乗谷に向かわれました。 次回作は、戦国のお話です。
戦国時代も好きなので、次のご本も楽しみにしています。

 ちなみに、漫才師の「鳳 啓助」は、大鳥圭介の大ファンで、
芸名をもじって名乗っていました。