みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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先日、偶然に、内田九一の ことを知りました。
 
 幕末の写真家では、上野彦馬や 下岡蓮杖しか知らずにいましたので、内田九一の 作品もこれから楽しみに見てゆきたいと思います。 九一はなんと32歳で亡くなっているのですね。 早世ながら、多くの作品が残っているのは嬉しいことです。
 
  画像は、江戸で九一に撮影されたという説がもっとも有力な近藤勇の写真です。慶応4年(1868年)、京都で官軍に敗戦し、伏見で右肩を狙撃され江戸に戻った時期ではないかといわれています。
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「幕末・明治の寫眞師(しゃしんし) 内田九一(うちだくいち)」展
 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、写真歴史博物館にて、「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展を2011年3月1日(火)から2011年8月31日(水)まで開催いたします。
 
 幕末・明治の写真師、内田九一(1844~1875年)は、明治天皇の「御真影」を初めて撮影した写真師として、また、幕末から明治初期において旧徳川幕府・明治維新の志士や高官、著名人、さらに、当時の東京をはじめとする日本各地の風景を撮影して後世に残し、日本の写真黎明期にその名を燦然と輝かせる写真師です。
 
  本写真展では、内田九一が撮影した写真の歴史資料としての重要性を踏まえ、内田九一撮影の代表的歴史写真を厳選し、三部構成で展示いたします。「東都随一」と称され、かつて日本でもっとも著名な写真師と言われた内田九一が撮影した歴史写真の、芸術性をお楽しみいただけるとともに、写真の優れた歴史資料的価値をご覧いただけます。
 
第1部   
 風景編Ⅰ:関東の風景を中心に展示予定 
      2011年3月1日(火)~4月28日(木)

 
第2部   
 肖像編   :幕末・明治に活躍した著名人などを展示予定 
      4月29日(金)~6月30日(木)
  
第3部   
 風景編Ⅱ:西国・九州巡幸を中心とした、西日本の風景を展示予定 
      7月1日(金)~8月31日(水)
 
  10:00~19:00 期間中無休   作品点数 各回 約25点
  ※展示作品はオリジナルを忠実に再現・拡大した高画質の銀塩写真プリントです。 
  会場 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、
  富士フイルムフォトサロン
  〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号
  TEL 03-6271-3350(受付時間10:00~19:00)
  fujifilmsquare.jp 
  主催 富士フイルム株式会社
  協力 内田写真株式会社
  倉持 基(東京大学大学院情報学環 特任研究員)
 
 以下のサイトでは、幕末の写真をたくさん見ることができます。 

長崎大学附属図書館所蔵の「幕末~明治期」に撮影された写真です。その数は約6,000点。「撮影者」「撮影対象」「撮影地域」から検索してください。

4 Responses to 幕末写真家・内田九一

  • この写真がポスターになったものを、私持ってます(^^)v
    この近藤さん、結構男前ですよね(#^.^#)
    ところでサイトのご紹介を有り難うございます!
    ちらっと見せて頂きました。
    当時の人々が写ってる写真が大変興味深いです。
    また時間が有る時にゆっくり見せて頂きます。

  • >あさぎさま
    コメントをありがとうございます。
    そうですよね、なかなか男前ですよね。
    やはり写真師が上手かったのでしょうか?
    横浜開港資料館にもたくさん所蔵されていて、ネットでも
    見ることができます。
    http://www.kaikou.city.yokohama.jp/

  • 近藤勇の写真、伏見で狙撃され江戸に戻った時期
    というと亡くなるほんの数か月前のものですよね…
    堂々としていて、本当に武士ってかんじですね。
    幕末の写真のサイトも、あとで楽しみに
    拝見させて頂きますね~

  • >まーさま
    コメントをありがとうございます。
    わずか百四十年前の日本、今や一変していますね。
    この近藤の写真は下岡蓮杖あたりが撮影したのかなと
    思っていました。
    内田九一、素晴らしい腕の写真師でしたね。

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