みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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さて、続きです。
回向院へ向かいます。南千住駅ホームからすぐです。
小塚原刑場で処刑された犯罪者や牢死者の供養で建てられました。
安政大獄で、吉田松陰のほか梅田雲浜・橋本左内、瀬三樹三郎等の
多くが最初に葬られたのでも有名です。井伊大老暗殺浪士の墓もあります。
二二六事件の刑死者 磯部浅一の墓もあります。心酔していた吉田松陰墓の近くに
埋葬されたいとの願いでここに埋葬されました。
橋本左内は、斬首される時、首切り役人にうまく斬れるように指導したと
言われています。医者でしたから、失敗されても困ると思ったのでしょうか。
悲しい逸話です。
明和8年(1771)3月4日杉田玄白・前野良沢・中川淳庵 ・前野良多沢らが、
ここで、医学書ターヘル・アナトミアを見ながら刑死者を腑分(解剖)けし、
後に「解体新書」として翻訳しました。碑もありました。  

2 Responses to 東京史跡巡り、その3

  • 橋本左内、斬首の時に失敗しないやり方を伝授、ですか!?
    そんな場面を想像しただけで、怖いです(>_<)

  • >あさぎさま
    そりゃ、失敗して、赤穂浪士の誰でしたか、名前は忘れましたが
    肩に間違われて斬り込まれ、呻いたそうですから。
    そんな恐ろしいことにはなりたくなかったのでしょう。
    確実に斬り落とせるように指導したそうですよ。

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