みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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南千住駅の駅前にある回向院から、すぐ近くの荒川ふるさと館を見学後、近くの円通寺へ向かいました。そこには移築された上野の黒門があります。
慶応四年(1868)五月十五日上野東台の、彰義隊と官軍の激戦でその中心地に建っていたのが黒門で、明治四十年十月帝室博物館から譲られたそうです。彰義隊の墓もあり、お線香をあげて来ました。 近寄ると(射撃精度
が良いミニエー銃弾から放たれた)椎の実弾が通り過ぎたきれいな穴が無数に残っています。
弾痕、蜂の巣ごとく印し、激戦の状目の當り見るが如し、、です。
また、1963年3月31日台東区下谷で誘拐され殺害された「村越吉展」ちゃんの供養塔もありました。
 
翌日は、架橋100周年記念祭りで賑やかな日本橋から銀座、北上して桜田門から皇居、大手門へと歩きました。二日で三万歩超、楽しい江戸史跡巡りでした。

2 Responses to 東京史跡巡り、その4

  • ”弾痕、蜂の巣ごとく印し”ですか。。。
    壮絶な戦いだったことが想像出来ますね。
    そして彰義隊といえば、原田左ノ助がそこで亡くなったんでしたね。
    吉展ちゃん事件、母から聞いたような気がします。
    残酷な事件ですよね。。。

  • >あさぎさま
    コメントをありがとうございます。
    ミニエールで狙われたら、ハチの巣ですから、
    彰義隊は蜂のように逃げ惑ったことでしょう。
    可愛い子供を殺害するなんて、、信じられません。
    私も子供心に涙したものです。
    こんな事件は二度と起こって欲しくないですね。

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