みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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静岡は三島に行っていました。
まずは、韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)から。
幕末の英知を投入して造られた溶鉱炉を目の前にして、うっとりと見ておりました。鉄を水のごとくに溶かす高温の溶解炉をちょんまげを結っていた鎖国の一武人が造るのですから、日本人の頭の良さには感動します。
子供の頃、ジュースをコップに入れ、割り箸を立ててアイスキャンディを作ろうと苦労したことをなんだか思い出していました。できそうでできない、難しい技術だったと思います。反射炉とは、熱を天井の局面で反射させ、収束させて鉄を水のように溶かす。その高温を達成したのですが、その技術理論を理解していたとは日本人てすごいですね。なんて、反射炉を見上げながら考えていました。
 
実物はやはり圧巻でした。
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高さ16メートル、色調、材質の分類で、7~8種類の煉瓦が使われているそうです。
炉内の天井で熱を反射させ、千七百度あたりまで温度を上げ金属を溶かす。
煙突・炉体の揃った遺構は、世界でも唯一ここだけのもの、世界遺産になること
を願うばかりです。

2 Responses to 静岡・三島史跡めぐり、その1

  • 昨年 数回コメントにお邪魔しましたが通じないので 今回は
    試験コメントから・・・・・。
    銅精錬の反射炉は観た事が有ります 鉄鋼で現存してるとは知りませんでした。
    みちこさん立派な趣味とライフワークをお持ちで羨ましいです。

  • >五番街さま
    コメントをありがとうございます。東京史跡めぐりでは、コメントをありがとうございました。
    みちこ=hosblo01となっております。ややこしいことで申し訳ございません。
    萩にもあります。数年前に見て参りました。幕末の何もしらない日本人が書物を懸命に
    見ながら造り上げた労作です。世界遺産になりますように! 

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