みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 7月 2012

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毎日、暑いですが、今年の夏も元気で乗り切りましょう!


画像は、先月、訪れた静岡県三島市の、「花や」さんでの懇親会のお料理です。京料理にも似た雰囲気で、見た目、味わい、すべて満足でした。やはり、海の幸が一級品でした。洗練されたお味、見た目でもお分かり頂けると思います。素晴らしいお料理、一服の清涼剤にもなりますね。どうぞ、お元気でお過ごしくださいませ。


0529aiduhanruzai0011.jpg  批評社『会津藩流罪』刊行記念

『会津藩流罪』
 発行:批評社 定価:税込2,100円
 ISBN:
9784826505604

3.11東日本大震災と福島原発事故は、140年前の会津藩流罪を彷彿とさせる。

※講演会終了後、サイン会を行います。

  • 日 時:2012年7月25日(水) 18:30~(開場18:00)
  • 会 場:八重洲ブックセンター 本店8階 ギャラリー
  • 参加費:無料
  • 募集人員:100名(お申し込み先着順)
  • サイン会の対象書籍は、「会津藩流罪」(批評社刊)のみとさせて頂きます。
  • 申込方法:申込書に必要事項を明記の上、1Fサービスカウンターにお持ちください。申込書は同カウンターに用意しております。また、電話
    03-3281-8201 にても承ります。
【講演者紹介】 星 亮一(ほし・りょういち)
1935年、仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒。日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。福島民報社記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て、現在歴史作家。
主な著書に『東北は負けない』(講談社+α新書)、『勝海舟と明治維新の舞台裏』(静山社文庫)、『大鳥圭介』(中央新書)、『明治を支えた「賊軍」の男たち』(講談社+α新書)、『坂本龍馬その偽りと真実』(静山社文庫)、『謀略の幕末史』(講談社+α新書)、『偽りの幕末動乱』『偽りの明治維新』(以上、だいわ文庫)、『幕末の会津藩』『奥羽列藩同盟』『会津落城』(以上、中公新書)、その他多数の著書がある。

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  江川邸には、元禄年間(1688~1703年)頃まで使用されていた巨大な井戸がありました。画像の井戸ですが、私は、こんなに大きな井戸は見たことがありません。
『江川酒』と呼ばれるお酒を造るときに用いられたと伝わっています。この井戸から直ぐの所、小さな瓦屋根が見えていますが、富士山がぴったり収まるように造られた裏門があります。悲しいかな富士山は霞がかかり見ることは叶いませんでした。地元の方も滅多に見られませんと嘆いておられましたね。
『江川酒』
戦国時代から江戸時代の初めにかけて江川家で造られた江川酒は、田舎酒の五大銘酒として北条早雲や徳川家康に献上されていました。その美味しさを賞し、北条早雲から江川酒の名を与えられ、徳川家康からは井桁に菊の由来となる野菊を与えられたとのこと。
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楽寿園(らくじゅえん)は、JR三島駅から徒歩数分のところです。
市が運営する有料の公園で面積約72,768平方メートルあります。
1890年(明治23年)、小松宮彰仁親王の別邸として造営されました。
のち、三島市が購入し市立公園として一般公開しています。富士山が約1万4000年前に噴火した際に流出した三島溶岩の上に造られています。庭園と共に小さな遊園地と動物園が併設されて、かつてはゾウやキリンなどの大型動物も飼育されていたこともありました。
画像は、庭園の中にある小浜池(こはまがいけ)です。
池の水位は季節によって変化し、降水量の多い夏期に増加、冬季に減少するそうで、かつては三島湧水群を代表する水量を誇りましたが、昭和37年頃から湧水の枯渇が続いており、工業用水の汲み揚げとの関係が指摘されているとのことです。私が訪れた時は画像のように結構、水位がありました。