みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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不屈の会津魂をもった女たちの戦い

 

 戊辰戦争において、会津藩は壮絶な籠城戦を繰り広げ、三千人もの犠牲者を出して敗れ去った。しかし、その戦いぶりは見事であり、とくに婦女子の活躍には目を見張るものがある。

 


 籠城した約六百人の婦女子たちは、城内で炊事、負傷者の介護、弾薬の製造をし、一部は城外でも戦った。のちに、同志社大学創設者の新島嚢の妻となる山本八重も、鉄砲や薙刀を手に、勇猛果敢な突貫精神で薩長軍に立ち向かった。

 

 本書では、戦闘に参加、自刃、籠城など、さまざまな形で戦禍の悲惨を味わった女性たちの姿を、山本八重(新島八重)を中心に見ていきたいと思う。


                                                星亮一


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