みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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goryoukaku 3.jpg  318日付の北海道新聞に興味ある記事が載っていました。


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五稜郭 世界遺産の夢 20日に講演会 函館(03/18 16:00


 函館の歴史的風土を守る会(歴風会、佐々木馨会長)と函館日仏協会共催の「五稜郭の築城を考える講演会」が20日午後6時から、函館市中央図書館視聴覚ホールで開かれる。国の特別史跡の函館・五稜郭跡を舞台にした函館野外劇発案者で、昨年12月に85歳で亡くなったフランス人宣教師、フィリップ・グロード神父をしのんだ企画。歴風会の石井満さんは「神父が目指した五稜郭の世界遺産登録の夢を広げていきたい」と話す。


 グロード神父は元歴風会メンバー。セバスチャン・ヴォーバンが、17世紀にフランスで完成させた「稜堡(りょうほ)式城郭」12カ所が2008年、「ヴォーバン要塞(ようさい)群」として世界遺産に登録されたことに注目し、日本を代表する稜堡式城郭である五稜郭の世界遺産登録を目指していた。


 歴風会では世界遺産登録に向けて函館日仏協会と交流し、資料の収集などを行ってきた。石井さんは「今までの活動を伝え、グロード神父の遺志をつないでいきたい」と話す。


 当日は、元函館市史編さん室長の紺野哲也さんが「五稜郭」築城秘話~「五稜郭とヴォーヴァンをつなぐもの」と題し講演。道教大付属函館中の深沢智成講師が「武田斐三郎の伝記を読む」をテーマに語る。石井さんは「ヴォーバンは五稜郭を設計した武田斐三郎の時代から見ても100年前の人物だが、技法や思想に類似点が多い」と話している。


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