最近、読んだ本です。やはり大河絡みの本が多いです。星先生の本など、再読もあります。松本さんの「神と語って夢ならず」、隠岐の島での幕末維新のお話、興味深く読みました。 「川崎尚之助と八重」、ベストセラーですね。あいこはんの「天誅組の変」の感想です。 天誅組といえば、奈良の僻地での事件であったため、なかなかその詳細など知り 得る機会がなく残念に思っていました。天誅組挙兵150年の今年、その蜂起から追討 を受け壊滅するまでを、丁寧に事細かく、そして、多くの史料などの引用文献も 充実し説明してくれている本書に出会えて、とても嬉しく思います。正に、教科 書のような親切な本です。著者の長年の研究成果がひしひしと感じられます。 5年後の明治維新の先駆けたる天誅組、その全貌が手に取るように理解できる貴重な一冊です。
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