今日、通常は非公開の倉敷・大原家本邸を特別に見学させて頂きました。 表の様子はいつもひっそり、簡素で人気もなく静まり返っています。 薄暗い邸内に入って行くと、壬生の八木邸のような土間が現れ、さらに進むと台 所になっています。その台所、壬生の角屋より遥かに大きく立派です。さぞや、昔 は大勢の使用人で賑やかだったのでしょう。外観では窺い知れない壮大な台所。 荘厳な庭には巨大な井戸や石灯籠も何基もあり、すべて苔むし、時代を感じさせ ています。茶室も拝見させて頂きました。商家の極みであった大原家、内部を一 足先に拝見させて頂いて、タイムスリップした気分になりました。
天領倉敷で綿仲買商を営み、幕末には庄屋を務めた大原家の邸宅です。 1795(寛政7)年に主屋が建てられ、その後座敷と蔵が建て増しされました。防 火のために塗られた壁、1階の倉敷格子や2階の倉敷窓、なまこ壁の蔵など、近世 後期の倉敷町屋の典型的な特徴を備えており、1971(昭和46)年には国の重要文 化財に指定されました。下部に細い格子が入る倉敷格子は、外から覗かれないよ うにしながら採光を確保する工夫です。 通常は非公開ですが、来年の三月に特別展があり初めて内部が公開されます。 http://www.danielost.jp/event/
倉敷美観地区の大原美術館は行きましたが、(今橋の)近くの大原家本邸は気に留めていませんでした。
美観地区では、カメラの撮影モードを間違えてしまい、なまこ壁が上手に撮れなかったので再訪の地と思っています。大原家本邸のような良い所にも寄れたとも思っています。
まあ、休みと時期が重なると有り難いですけれどね。
では、失礼します。
小松崎さま、コメントをありがとうございます。
大原本邸は重文です。
常時、見学させて頂けるようになればいいのですが、
まだ住んでおられます。
玄関に靴が20足ばかり並んでいました。
道を挟んで大原家の別宅は連休などに公開されています。
また、倉敷においで下さいね。