みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 7月 2015

相国寺にある鎌倉、室町、江戸の各時代を代表する三人の文化人の墓です。左から藤原定家、足利義政、伊藤若冲です。

藤原定家 鎌倉時代前期の歌人、足利義政 室町幕府八代将軍、銀閣寺の建立など東山文化を築いた。正室は日野富子、伊藤若冲 江戸時代の画家、時代は異なるものの、三人とも優れた文化人であった。相国寺を建てたのは、室町幕府三代将軍の足利義満で利義政のお墓がここにあるのは、不思議ではなく、伊藤若冲も相国寺と深い縁があり、ただ、定家の死亡時には相国寺はまだありませんでした。藤原定家は、嵯峨野にある定家の山荘跡の厭離庵(えんりあん)にも墓があります。どうして三人並んでいるのかは、、、わかりませんが、一度に有名人三人の墓参りができるので便利ではありますね。

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7月12日(日)、いつもの皆さんと京都史跡めぐりに行きました。今回は夏の非公開文化財公開です。相国寺にて、元治元年(1864)の禁門の変(蛤ご門の変)で戦死した長州藩士の墓の碑。殉難した長州藩士は200名に上がるが、うち20数名がこの墓地に葬られています。ppDSCN2576