Monthly Archives: 2月 2016
岩手の宮沢賢治学会理事の佐藤竜一さんからたくさんの本を贈って頂きました。ありがとうございます。その一冊に、昨年亡くなられたお母様の追悼録がありました。歴史がお好きで、お歳を取られてもとても美しい方でしたね。同じく佐藤さんの『海が消えた 陸前高田と東日本大震災』東日本大震災で甚大な被害をうけた岩手県陸前高田市。陸前高田に生まれ、津波で多くの親戚・知人・友人をなくした著者が、生者と死者の有り様をとおして陸前高田の今を記憶にとどめる。 地元の宮沢賢治に関することも書かれておられます。東日本大震災から4年9ヶ月がすぎ、被災地がどんどん忘れ去られようとしています。 そのような今だからこそ、被災地に暮らす人びと、亡くなった人をとおして被災地の現在を記録し記憶することの重大さが増しています。
佐藤竜一さんの他のご著書には『石川啄木と宮沢賢治の人間学』『宮澤賢治 あるサラリーマンの生と死』『盛岡藩』『それぞれの戊辰戦争』『変わる中国、変わらぬ中国ー紀行・三国志異聞』などがあります。
猫が邪魔して表題が見えませんが「ハーバード大学で一番人気の国・日本」です。
1993年に竣工した大同生命大阪本社ビルです。ヴォーリズが設計した旧本社ビルを建て替えたもので、旧ビルの様式を受け継いだ美しい姿です。浅子はヴォーリズと親交があり、ヴォーリズの結婚にも深く関与して後押しをしたとされています。ヴォーリズの妻の一柳満喜子)は、広岡浅子の女婿・広岡恵三の妹にあたります。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880年10月28日 – 1964年5月7日)は、アメリカ合衆国に生まれ、日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家。建築家でありながら、ヴォーリズ合名会社(のちの近江兄弟社)の創立者の一人としてメンソレータム(現メンターム)を広く日本に普及させた実業家でもある。そしてまたYMCA活動を通し、また「近江ミッション」を設立し、信徒の立場で熱心にプロテスタントの伝道に従事した。よく「宣教師」と紹介されるが、彼はプロの牧師ではなくキリスト教徒伝道者である。讃美歌などの作詞作曲を手がけ、ハモンドオルガンを日本に紹介している。