みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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  岩手の宮沢賢治学会理事の佐藤竜一さんからたくさんの本を贈って頂きました。ありがとうございます。その一冊に、昨年亡くなられたお母様の追悼録がありました。歴史がお好きで、お歳を取られてもとても美しい方でしたね。同じく佐藤さんの『海が消えた 陸前高田と東日本大震災』東日本大震災で甚大な被害をうけた岩手県陸前高田市。陸前高田に生まれ、津波で多くの親戚・知人・友人をなくした著者が、生者と死者の有り様をとおして陸前高田の今を記憶にとどめる。 地元の宮沢賢治に関することも書かれておられます。東日本大震災から49ヶ月がすぎ、被災地がどんどん忘れ去られようとしています。 そのような今だからこそ、被災地に暮らす人びと、亡くなった人をとおして被災地の現在を記録し記憶することの重大さが増しています。

佐藤竜一さんの他のご著書には『石川啄木と宮沢賢治の人間学』『宮澤賢治 あるサラリーマンの生と死』『盛岡藩』『それぞれの戊辰戦争』『変わる中国、変わらぬ中国ー紀行・三国志異聞』などがあります。

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2 Responses to 「海が消えた 陸前高田と東日本大震災」

  • こんにちは。ご紹介いただき、どうもありがとうございます。おかげさまで、また本が少し動きはじめました。

  • 佐藤竜一さま、コメントをありがとうございます。また、他の場所でご紹介させて頂きます。

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