みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 4月 2016

京都府庁の敷地内にある京都府警本部の新庁舎建設工事予定地から、文久2(1862)に建築した上屋敷の三棟の建物跡が見つかった。京都府埋蔵文化財調査研究センターによると、屋敷は絵図の記録に残っていたが、実際の遺構が発掘されたのは初めて。中川和哉・調査課係長は「新選組が出入りしていた可能性もあり、京都の幕末の歴史を示す貴重な発見」と話した。 大工の棟梁中井家に伝わる「守護職上屋舗絵図」にある藩士宿舎の配置と照らしてみた。詳細な場所を地図で確認。府庁の北側の中立売署のあった位置で、下長者町通と新町通りに面した場所。上屋敷の屋根に葺かれていた三つ葉葵の軒丸瓦も発掘されました!

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熊本地震により、被害に遭われた地域の皆様におかれましては、心よりお見舞い申しあげます。一日も早い復旧をお祈り申しあげます。

幕末の大地震の「安政の大地震」を思い浮かべてしまいました。
「安政の大地震」とは、安政年間に日本各地で連発した大地震で、世にいう「安政の大地震」は、特に1855年の前年に発生した南海トラフ巨大地震である安政東海地震および安政南海地震も含める場合もあり、さらに飛越地震、安政八戸沖地震、その他伊賀上野地震に始まる安政年間に発生した顕著な被害地震も含めて「安政の大地震」と総称される。

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親友のあいこはんこと舟久保藍さんが、藩物語の「刈谷藩」を出されました。

ご紹介いたします。
4月6日発売! 定価 1600円+税   ISBN978-4-7684-7140-1
今川家、織田家に挟まれ厳しい戦国時代から水野氏が治めていた地。徳川家康の生母・於大の方の父である水野忠政が刈谷城を築城。関ヶ原の戦いの功績で勝成が刈谷藩を3万石で立藩。水野氏は江戸時代を通じて常に重要な役割を努め、水野忠邦等、多くの老中が輩出した。水野氏が転封後次々と藩主が交代、9家22人。深溝松平、久松松平、稲垣、阿部、本多、三浦、そして土井氏で版籍奉還を迎えた。
写真・図版多数収録し、わかりやすく書いた人気シリーズ最新刊!

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