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震災や戦災逃れ子孫に
新選組の幹部として活動した斎藤一
江戸時代末期に反幕派を取り締まった新選組の幹部として活動し、明治維新後も生き残った斎藤一について、明治30年の1897年に妻や息子2人と共に撮影した写真が残されていたことが15日、歴史研究家のあさくらゆうさん(47)や子孫らへの取材で分かった。
斎藤は残された史料や写真が非常に少なく謎が多い人物とされており、これほど鮮明な写真が見つかるのは珍しい。維新後に藤田五郎と名乗った斎藤を巡っては、西南戦争で政府側に従軍し、警視庁にも勤務したことなどを示す恩給関係の史料が国立公文書館に保管されていたことが昨年判明している。2016/07/15 06:11 【共同通信】
「京都大戦争」、やっと星亮一先生の新刊が発売されました。
史跡巡りの最終は、大阪阿倍野墓地の「長州藩死節群士之墓」です。禁門の変に敗れ千日獄舎で亡くなった長州藩士たち、この碑の前方に、「長州藩殉難者顕彰碑」もあります。左後方にアベノハルカスが見えています。真ん中にある大きな「顕彰碑」の2つの碑を囲んで、48基の墓碑が並んでいます。禁門の変は前年の八月十八日の政変で京都を追放されていた長州藩勢力が、会津藩らの排除を目指して挙兵し、京都市中において市街戦を繰り広げた事件。戦火により約3万戸が焼失した。大砲も投入され激闘の末、長州藩勢は敗北し尊王攘夷派は真木保臣ら指導者を失い大きく後退した。