みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 5月 2017

●「社会と共に歩む認知症の本」
認知症患者は800万人に達し、大きな社会問題に。どう対応し支えていくのか、年金・医療・介護制度の在り方も含め、視野を広げて考えていくこと。当事者、家族だけでなく、医療・介護従事者に必須な専門知識も紹介されている、お勧めの一冊。
●「父の歌」且優矢
「美智子さま」とサインまでして頂けまして大感動です。テクニックある感動的な歌声、心揺さぶられました。売り上げは全額ALS協会へだそうです。
●「最強の地域医療 」
財政破綻の夕張市で医療改革に尽力した医師である著者が、急性白血病に、、その闘病中に医師が患者になって見えてきた医療の問題点、病院食や、高齢者に対するケア不足、無駄に多すぎる病院……抗癌剤の多くは毒薬で副作用も多く、それ自体に発癌性があることも知っている。つまり本当は「副作用もあるし毒性も強いので、ほとんどの医師はできれば自分には使いたくない」という方が正しいと思うとのこと!
●「鳥の話」
水深500メートルを超える深海で魚を追う鳥や、上空1万メートルを飛ぶ鳥もいる。哺乳類に匹敵する重い脳を持っている。セキセイインコもあくびをする、零度の水につけても凍傷にならない足、キツツキは脳震盪はおこしません、などという楽しい鳥の生態が分かります。
●「ストレスの話」
うつ病の診断を受けている方も、実はうつ病ではなくストレス障害かもしれません。この違いを書いている本は恐らく本書が初めてかも。著者は一般の医師では経験できない自衛官の海外派遣を経験していて説得力がある。
●「血流がすべて解決する」
不調は貧血からきていることが多く、「血をつくる、増やす、流す」ことでかなり改善する、方法は、早寝・早起き、日光を浴び、肉をしっかりと食べ、そして良く歩く。これは人生100年時代を、元気に生き抜く生活習慣でもある。
●「クマ問題を考える」
ツキノワグマは北海道のヒグマより小さく,首にはネックレスをかけ.どこか愛嬌があるが、近年,山菜採りの時期になると,クマも山菜を欲して,ヒトとクマ、互いに面を合わせて騒ぎになる.オスグマは子連れの母 グマをみると,子を殺して食べてしまう.メス熊の発情を促すための行動.人食いを常習化しているクマもいた、鈴を腰にぶら下げて山道を歩けば鈴が響いてクマは逃げていく.しかし人間の弱さを学習しているクマには逆に危険となる.クマ鈴はクマを呼ぶという。

東京タワーのすぐそば、、徳川家の菩提寺にも行きました。寛永寺を江戸の鬼門である上野に配し、裏鬼門の芝の抑えに増上寺を移したものと考えられているそうです。元禄14年(1701年)3月に江戸下向した勅使が増上寺を参詣するのをめぐって畳替えをしなければならないところ、吉良上野介が浅野内匠頭に畳替えの必要性を教えず、これが殿中刃傷の引き金になったという忠臣蔵で有名ですね。徳川幕府の崩壊壊、明治維新後の神仏分離の影響により規模は縮小し、境内の広範囲が芝公園となりました。太平洋戦争中の空襲によって徳川家霊廟、五重塔をはじめとした遺構を失う大きな被害を受けています。徳川将軍15代のうち、6人(秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂)が葬られています。