Monthly Archives: 12月 2017
●「東北を置き去りにした明治維新」、切れ味鋭い論集、明治150年、必読の論集です!
●「病気にならない人は何を食べているのか」、ひき肉はご法度、卵と納豆が認知症予防の最強の組み合わせ、40才過ぎたら空腹感が大切、コンビニは避けること。
●「中国の崩壊」、中国は国家戦略が皆無、日本に有利に動き始めている。今後、ベトナムやアジア諸国、インドと連帯し、新たな時代を日本が切り開いていく、海外に飛躍する環境は整った。
●「風邪薬は飲むな」、ワクチンはインフルエンザに効かない、抗癌剤もほとんど効きません、、と、この著者のベテラン医師が書いている。とても面白い。
●「名門校の人生を学ぶ授業」、名門校と呼ばれる学校の先生は異口同音に言う。「今すぐには価値がわからなくていい。それが将来、いつか芽目を出すかもしれないし、出さないかもしれない。そういう気持ちで教育している」と。
●「肺炎は口で止められた」、人間は口で生きている。「入れ歯」でよみがえったお年寄り、幸せは口が作る。
11月12日に京都国立博物館の「国宝展」を見学して来ました。その時、一番印象に残った物が「金印」です。教科書に載っていますね。福岡市博物館・所蔵のこの金印は、江戸時代の天明年間(1784年)に、甚兵衛という百姓が偶然発見した物です。漢の皇帝が委奴国王に与えた印で、「漢(かん)の委(わ)(倭)の奴(な)の国王」と刻まれています。実際は、土に埋もれていたのではなく、巨石の下の匣(はこ)の形をした中にあったと言われています。金印は限りなく金に近く、22.4Kで中国産の金と推定とのこと。質量108.7g、一辺2.3センチの大きさです。
——————————————————————————————————————————
日本国内の博物館にはこの金印から型をおこしたレプリカが4点あり、手に取れるくらいの距離で観察すると違いが良く分かるそうです。字の彫り込みと、蛇の鱗を表した魚子(ななこ)とよばれる鏨(たがね)の鋭さが本物とレプリカでは比較にならない。本物のほうがシャープで、文字の彫り込みのミゾは、今しがた彫り上げたような艶(なま)めかしさがあります。中国の歴史書『後漢書』には、建武中元二(57)年に、光武帝が倭奴国王に「印綬」を与えたことが書かれており、この「印」が志賀島で見つかった金印と考えられるのです。金印は古代中国の歴史書に記されたもので単に日本だけの遺産ではありません。同時に発見者や発見場所に謎が多い分だけ、ロマンが香るのかもしれません。福岡市博物館HPより
—————————————————————————————————————
戊辰研マガジン【第2号】発刊しました。
どうぞご覧下さい。
これからどんどん記事が増えていく予定です
https://boshinken.publishers.fm/
(みちこの幕末日記も次号から登場します)