みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 6月 2019

●「天才と発達障害」文春新書、
ヘミングウェイの家族を辿ると重いうつ病の印刻が刻まれている。その中でヘミングウェイに現れた稀有な文学的才能はあだ花のような輝きを放っている。夏目漱石の小説について、明確な関連性を指摘することは難しいが彼自身が重い精神疾患を経験することで人間のより深い部分まで見通すことができたかもしれない。ASD自閉症スペクトラム障害は発達障害の代表的な疾病で、自閉症やアスペルガー症候群が含まれる。ASDの特徴を示す人物、「大村益次郎」も!!
●「コンビニ&スーパーの食品添加物は死も招く」ML新書、
化学調味料が発癌物資に大変身、アミノ酸を加熱すると発がん物質に変わる。リン酸塩はとても危険。過剰摂取で心臓病でポックリも!亜硝酸塩、ハムなど、アルミニウムは脳に蓄積される。ボケが早まる。コンビニのおにぎりは怖い、添加物だらけ。他外国は規制しているが日本はしていない。なぜ、添加物が使われるのか、食品を大量・安価に製造するため 見た目がきれい 保存性が向上→儲かる水増しでさらに儲かる。添加物の安全性は人間では証明されていない。ネズミと人間では生理機能は大いに異なる。安い輸入添加物の問題点、かなり輸入されている。グルタミン酸ナトリウム、ビタミンC(アスコルビン酸)は中国製が多く輸入されている。
●「知ってはいけない薬のカラクリ」小学館新書、製薬会社に不利な研究結果が出た場合、その発表を行わない。寄付金を製薬会社に要求するときの決まり文句は「処方しないぞ」。薬の副作用、高い薬に誘導、薬とはリスク、日本人は世界有数の薬好き、日本のワクチン政策は見直す時期になっている。どうしたら薬を減らせるか、似た薬を重ねて出される、種類の違う薬同士が体内で相互作用を起こし様々な問題が生じている。
●「観光亡国論」中公浸食ラクレ、右上がりで増加する外国人観光客、京都を始めとする観光地へキャパシティを超える観光客が殺到し、交通や景観、住環境などでトラブル発生中、祇園花見小路では、外国人観光客が舞妓はんを取り巻きバシャバシャとシヤッターを切りまくり、スナック菓子を食べた手で着物を触るひっば゜る袖にたばこを入れる、悪質行為、、ヒストグラム(絵文字)を用いて禁止行為を警告した高礼、入場を予約制にする。事前申込制にする。何も手を打たなければ被害は増発される。

●「運のいい人が心掛けているちょっとした習慣」 河出書房新社、他の人の幸せを考えたり、行動している人は、脳内に幸せホルモンが盛んに分泌され、そのホルモンが人生を益々よくする方向へと導いてくれる。
●「発達障害と少年犯罪」 新潮新書、虐待が行われると、生まれつきの発達障害と同じような状態になってしまう可能性がある。少年院に入っている子供は、学校教育でずっとつまずいている。学校教育で未然に早くから発見しトレーニングしていたら非行化しなかった可能性が大きい。
●「会社員が消える」 文春新書、10年前にスマホが電話やメールだけでなく、商品の注文、送金、株取引、ゲーム、健康管理など、日常生活の多様なニーズに対応するような社会が到来すると予想していた人はどれだけいただろうか。10年後の社会を予想することは非常に困難。雇用社会についても同様。大きな変化は必ず起こる。国民が60歳で定年して年金生活者にならずAIなどで高齢者の能力を補完し、長く働ける状況を作り出す。
●「知っておきたい腹痛の正体」 ちくま新書、腸内環境の悪化は、てきめんに免疫力の低下となる。ペパーミントのメントールやオリーブオイルは便秘に良い。
●「消された一家」 新潮文庫、虐待から殺害されるまでの心理状態が細かく書かれている。丹念な取材と裁判の膨大な情報を上手に構成されていた。犯人に洗脳され、殺害に加担、、被害者の中には元警官もいた。
●「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける」 PHP新書、日本列島には長い年月をかけ、様々な人々が渡ってきた。多様な人々の集合体だった。アフリカを旅立った人類のほとんどのDNAが日本にたどり着いて、他の地域には見当たらない。世界的にまれなDNAハプログループが存続できた。