みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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久しぶりに広島の呉に行く用事があり、それでは大和に会えると呉駅から徒歩5分の大和ミュージアムへ向かいました。全長26.3メートルもある10分の1の戦艦大和は、設計図や写真、潜水調査水中映像などを元に、可能な限り詳細に再現されています。この10分の1戦艦大和は大和ミュージアムのシンボルとして平和の大切さと科学技術の素晴らしさを後世に語り継いでいます。大和は史上最大の排水量に史上最大の46cm主砲3基9門を備え、当時の日本の最高の技術が駆使されていました。しかし当時すでに航空主兵論が提唱され始めていたこともあり、飛行将校からはそうした大型艦の建造が批判されてはいたのです。今、大和は、北緯30度43分 東経128度04分、長崎県の男女群島女島南方176kmに転覆した状態で、海底で水平に沈んでいます。今なお、大和を題材とした映画やアニメが度々作られ、我々日本人に大きな影響を与え続けていますね。

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