みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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Monthly Archives: 8月 2019

●「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」幻冬舎、抗がん剤は体の中のすべての細胞の遺伝子合成を阻止する薬剤。食べ物は命の元、原点に立ち戻れ。がんのなかった昔の日本食こそカギだ。農薬・化学肥料まみれの野菜穀物、添加物まみれの食品。旬まっさかりの野菜や魚、地場産物のパワーは自然治癒力を高める。
●「未来の地図帳」講談社現代新書、人口が減っても成り立つ仕組みへ転換する、共存する道を探る。既存自治体とは異なる拠点を各地に作る。出会いの場を用意し、「賑わい」を作る。各地域が持つ特産品や地場産業のノウハウを活かし付加価値の高い商品やサービスを作り出す。
●「ケーキの切れない非行少年たち」新潮新書、凶悪犯罪に手を染めた非行少年たちは「ケーキを切れない」ことに気が付いた。ベンツのマークのように三等分できない。認識機能の弱さ、感情統制の弱さ、融通がきかない、人とのコミニケーションが苦手、サインの出しはじめは小学二年から、刑務所の中は、障害を持った多くの受刑者がいた。凶悪犯罪の中には脳機能障害の問題もあった。
●「医者が教えるがんにならない30の習慣」宝島新書、早期発見したが人の方が多く死ぬ、ロキソニンやガスターの恐ろしい副作用、日本薬剤師会の会長が「患者よ、薬を捨てなさい、薬で病気は治らない」と宣言。自分で情報収集、患者の顔を見ない医師からは逃げる。いきなり5種類以上の薬を出す医師から逃げる。「お年寄りは抗がん剤で寿命が縮む」と国も白状している。抗がん剤治療を受けると元気な人でも多臓器の機能が落ち、急死する。スマホの電磁波、脳腫瘍が増える可能性を否定できない。
●「やっぱり高血圧はほっとくのが一番」講談社+α新書、最適な血圧の目安は「年齢+90」、むしろ降圧剤で血圧をげる方が危険、血圧を下げて血流を弱くすると血の塊が詰まって脳梗塞が発生しやすくなる。疲れたから、体はその疲れを取ろうとし、血圧を上げ全身の血流をよくしている。体重を落とす、睡眠不足を解消、減塩、ストレスをストレスと感じないようにする。笑うこと、笑うことが一番です!
●「人生100年、長すぎるけど、どうせなら健康に生きたい」光文社新書、10時間以上、食べない時間を作る。「幸せだなぁ」「なんとかなるさ」で幸せホルモンを増やす。「ベジタブル・ファースト」、食物繊維、納豆、しらす干し、わかめ、ニンニク、オリーブオイル、トマト、酢キャベツ、キノコ、和食中心に!
●「糖質過剰 症候群」光文社新書
●「消えた国家の謎」イースト新書

ザ・戊辰研マガジン2019年8月号を発刊しました ! 今号の表紙は伊豆の韮山(にらやま)反射炉、幕末に技術を結集して作られた製鉄設備です。連双2基4炉を備える反射炉であり、大砲を自力製造しました。どうぞご覧ください。土方歳三~最期の地函館~など今月号も楽しい記事が満載です!

滋賀県草津市の東海道の宿場町にある国の史跡の「草津宿本陣」で、幕末、勢力を広げようとしていた新選組の隊士たちが宿泊した際に置き忘れていった「キセル入れ」などがみつかりました。キセル入れの袋には新選組の忘れ物と書かれた紙が結ばれていて、新選組の当時の様子や宿の対応が分かる貴重な資料として注目されます。見つかったのは、長さ17センチほどの木製のキセル入れや、持ち運ぶための布の袋です。草津市の調査チームが去年6月から本陣に残された資料を調べていたところ、ことし3月、蔵にあったタンスの引き出しの中から出てきたということです。キセル入れの袋には「新選組様五月九日御泊(おとまり)壱番間ニ(いちばんまに)御失念物(おんしつねんぶつ)」と書かれた紙が結び付けられていました。宿泊客について記録する「大福帳」と照らし合わせたところ、1865年、慶応元年の5月9日に「新選組土方歳三様 斎藤一様 伊藤甲子太郎様 藤堂平助様」と幹部4人の名前が書かれ、隊士と合わせて32人が泊まっていたことが判明し、新選組の忘れ物だと分かりました。調査チームによりますと、新選組はこの前年の池田屋事件で知名度が上がっていて、勢力を広げようと江戸で隊士を募って京都に戻る途中で草津宿本陣に宿泊したということで、新選組の当時の様子や宿の対応が分かる貴重な資料として注目されます。
調査チームの冨田由布子学芸員は「見つけたときにはこれは一大事だと思いました。もし『壱番間』に幹部が泊まったとしたら、土方歳三の忘れ物かもしれません」と話していました。このほか、筆と筆入れやお守りを入れる袋など、幕末の宿泊客の忘れ物あわせて18点が見つかり、調査チームの委員長を務める愛知大学の渡辺和敏名誉教授は「江戸時代の忘れ物がこのような形で残されている例はほとんどないのではないか。当時の旅人の実態に迫るもので非常に興味深い」と評価しています。草津市は見つかった忘れ物を来月1日から18日まで草津宿街道交流館で展示することにしています。
草津宿本陣 東海道と中山道が合流 交通の要衝
「草津宿本陣」は東海道と中山道が合流する交通の要衝に置かれた施設で、江戸時代の初期から参勤交代の際に大名などが休憩や宿泊をするために使われてきました。
シーボルトや徳川慶喜も投宿、、本陣には宿泊客について1年ごとに記録した「大福帳」がおよそ180冊残され、日本に西洋医学を伝えたドイツ人医師のシーボルトや、江戸幕府の最後の将軍徳川慶喜のほか、数多くの大名や公家が泊まったことが分かっています。この部屋に新選組の誰が泊まったかは不明、、昭和24年に国の史跡に指定され、草津市によりますと、年間1万8000人ほどの観光客が訪れているということです。

今回見つかった「キセル入れ」の袋には「壱番間」という部屋の忘れ物であることを示す紙が結び付けられていましたが、「大福帳」にはこの部屋に新選組の誰が泊まっていたのか書かれていないほか、この「壱番間」が本陣のどの部屋のことなのか、はっきりとは分かっていません。