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幕末の京都で締結された薩長同盟を証明するため、坂本龍馬が裏書きした「薩長同盟裏書」の原本の展示が9日、高知市浦戸の高知県立坂本龍馬記念館で始まった。倒幕運動の契機となった歴史的事件を記録した宮内庁所蔵の一級史料で、県内では初展示となる。
同盟は1866年1月、倒幕に動いていた長州藩の桂小五郎(木戸孝允)と薩摩藩の西郷隆盛らが、戦時の派兵など両藩の軍事的協力について取り決めたとされる6カ条の盟約。龍馬や中岡慎太郎ら土佐出身の志士が、対立的立場にあった両藩を仲介して実現した。
桂は盟約の内容を手紙に記し、証明のため会談に同席した龍馬に裏書きを求めた。龍馬は盟約について、朱文字で「西郷、桂、龍らが同席して意見を述べ合ったもので間違いはない」「今後も変わらないことは神様も御存じの所です」という内容を記している。
同館では、「裏書」のレプリカを常設展示しているが、開館30周年を記念して、この原本を含む薩長同盟前後の龍馬直筆の10通を宮内庁から借用。11月21日まで常設展示室で特別展示する。
また日本人の快挙のニュースが飛び込んできました。真鍋淑郎氏のノーベル物理学賞の受賞。物理学としての日本人の受賞は、最初に受賞した湯川秀樹氏から数えてこれで12人目。気候をテーマに地球温暖化の予測に関する先駆的な研究を続けた業績が評価されました。気候の研究がノーベル物理学賞を受賞するというのは大変珍しいとの事。
物理学賞の中には、ある一定の電圧になると電流が流れる半導体「江崎ダイオード」や、光を放つ半導体「発光ダイオード」など、現代社会に不可欠な存在になった発明があります。私が子供の頃はまだ真空管時代でしたが、学生時代になってようやくトランジスターが出てくるようになり、その後、飛躍的な進歩を遂げ、このようなノーベル賞に繋がる物理の世界が広がりました。
そして今回は、盛んに問題視されている地球温暖化。太陽熱が地球に与える温室効果や、二酸化炭素の濃度による地球の気温上昇、大気の流れと海洋の循環など、これからの地球のために無くてはならない研究が真鍋淑郎氏の研究で成果を上げました。
戊辰戦争研究会は戊辰戦争をテーマにした研究会。戦争のない世界を願い、ひそかにノーベル平和賞をめざして日々努力しているのです。
冗談はさておき、コロナの影響で活動が閉ざされ、元気が出ない当研究会ですが、唯一、元気な戊辰研マガジン!
本日、2021年10月号 Vol.48 を発刊致しました。どうぞご覧ください。