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三吉慎蔵は、坂本龍馬や西郷隆盛とも交流があった長府藩士で、明治維新の実現に尽力したほか、のちに宮内省の職員として活躍しました。
展示会は、三吉慎蔵の没後120年を記念して企画され、会場の下関市立歴史博物館にはゆかりの品79点が展示されています。
このうち、坂本龍馬が三吉に送った手紙は、自身に万一のことがあった場合には妻の面倒を見て欲しいと頼む内容で、2人の親交の深さがうかがえます。
また、三吉の刀と脇差は、坂本龍馬が襲撃を受けた「寺田屋事件」の際に、一緒にいた三吉が逃げ延びる際に振るったものだということです。
下関市立歴史博物館の稲益あゆみ学芸員は、「非常に真面目でどんなことにも誠実に対応した人物で、ぜひ県内外の幅広い方に見ていただきたい」と話していました。
展示会は、12日から来月26日まで開かれています。
土方歳三を描いた「燃えよ剣」が映画として登場しました。
剣の達人であった土方は、鳥羽伏見の戦いで鉄砲の重要性を知り、これからの戦いの為の砲術を鍛錬、函館戦争、二股口の戦いではその砲術と土方の優れた能力が遺憾なく発揮され、迫り来る新政府軍を退いたのです。
しかし、函館へ攻め入る新政府軍は他ルートからの進路を突破し、土方率いる軍勢も函館五稜郭へ撤退を余儀なくされたのです。
外堀が星の形をした五稜郭、これは日本の北辺防備の拠点として設置された江戸幕府の役所、その中央には箱館奉行所があり、ここが函館戦争の本陣となりました。当初は箱館山の麓に置かれましたが、内陸の地に移転が計画され、元治元年(1864)に作られました。
戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争の舞台となり、旧幕府脱走軍降伏2年後の明治4年に解体。わずか7年の存在でした。そして平成22年、建築当時の材料・工法を使用し、庁舎の1/3の規模を復元し現在に至っています。
本日、ザ・戊辰研マガジン2021年11月号 Vol.49 を発刊致しました。今月号は数多くの紅葉の画像が投稿されています。出かけることなく紅葉狩りが出来ます。どうぞご鑑賞ください。
地元の山陽新聞に私のインタビュー記事が載りました。幕末の話題ではないですが、お読みくださいませ!
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