みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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●「2025年日本経済再生戦略」 SB新書、企業も個人も、「人々がどんなものに価値を見出し、何にお金を払うのかむというビジネスの原点に立ち返ること。今の日本に必要なものは、既存企業の単位を超え、既存秩序や権威にも従順ではなく、大それたことを考え、実行できる人材だ。「東京が最先端は都市伝説。光明は地方企業にある。真の頭の良さとは、知識を使って考え、現在や未来に役立てることができる能力である。

●「なぜ宇宙は存在するのか」 講談社、実は暗くて輝いていない夜空は、本当は輝いているのです。なぜ、輝きが見えないのでしょう。それは宇宙が膨張しているからです。宇宙が膨張しているために、私たちに届く光はドップラー効果によりその波長が間延びして可視光の範囲を外れてしまっているのです。つまり、電波で見れば夜空はピカピカに光り輝いているのです。
●「間違いだらけの風邪診療」 ちくま新書、基本的に風邪は自然に治癒します。クスリはリスクなのです。副作用がゼロの薬はありません。薬は飲まないに越したことはないのです。デメリットよりメリットが勝る場合のみ、効果的に内服をするというのが基本原則になります。
●「変異ウイルスとの闘い」 中公新書、日本がワクチンを開発できなかった理由、スピードが遅かった。予算があまりにも少なすぎた。感染者の少ない日本では臨床実験は困難。長い目で見た基礎研究をおろそかにした。政府も企業もワクチン開発から逃げていた。治療薬への期待が高まる。
●「わいせつ教員の闇」 中公新書ラクレ、教員が一度でも事件を起こしたら、再び子どもと接触する職に就かせない。子供のいる環境から遠ざけ、治療に繋げる仕組みを作る。教員は常に理性を働かせ、自制することが求められる。大規模校では相談窓口を増やし、養護教員の複数配置を進める。
●「フェイク」 小学館新書、騙されやすい人は「メタ認知」が弱い人。メタ認知とは「自分を俯瞰して見ること」、「自分が認知していることを、客観的に認知すること」。一歩引いて客観的に考えること。日頃から信頼できるメディアを複数チェック、同じ事象について比較確認する習慣をつける。
●「NATOの教訓」 PHP新書、日本は平和ボケから脱却し、愛国教育を確立、経済改革を進め、自由民主主義の西端の要塞になれる。中国・ロシアを圧迫すれば、独裁国は身動きが取れなくなる。世界が平和になる。

●「さらば欲望」 幻冬舎新書、我々が今生きている世界は、安閑な場所ではない。悲観的な視界の極限に身を置き、現代文明の隙間から脱出はできない、私たちを未来へと繋げてくれる価値を手探りで見つけたい。

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