みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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今、書店に並んでいる「歴史街道」2月号 近藤勇と新撰組、
読みました。
ここのみなさんもお読みになった方も多いと思います。

ちょっとメモ書きみたいに打ち出してみました。

最後まで人を惹きつけた不思議な魅力  岳 真也

 「池田屋事変」のおりのこと、共に戦っていた永倉新八や
 藤堂平助らが負傷し、沖田総司が持病で倒れても、なお、一人
 気を吐いて戦闘を続行した。灯火は全て消され、互いに手探り
 の斬り合いである。この時、戸外にいた谷三十郎が「近藤先生
 のものすごい気合が聞こえた」と述懐している。そうした気概、
 戦う姿勢は、彼に従う者にとっては、良い手本となる。これこ
 そは、近藤勇がトップになり得た第一の要件といえる。しかし、
 近藤勇は蛮勇の人ではなかった。武辺一途ではなく、頭も冴え、
 冷静さも兼ね備えていた。

 まだ勇らが江戸にいた頃、経営難で妻のツネが「生計も成り立たぬ
 のに、何故食客をおいたりするのか」と恨み言を言うと「粥をすすって
 でも、おのれの元に頼ってきた者を見捨てることはできぬ」と
 きっぱり言い切っている。

 食客とは、いつの間にか道場に住み着いてしまった永倉新八や
 原田左之助、山南敬介らのことだが、この話にみられる勇の「侠気」が
 彼らが勇と行動を共にした大きな理由の一つだろう。土方などとは
 違い、美男とはいえぬ顔立ちながら、勇が京の妓たちにもてはやされ
 深雪太夫をはじめ、幾人もの愛妾を得たのにも、そういう彼の「心
 やさしさ」が絡んでいたような気がする。

                  続く

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