みちこの幕末日記

   世に生を得るは事を成すにあり。

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南雲忠一(なぐもちゅういち) (PHP文庫) (文庫) 星 亮一 (著) 価格: ¥ 820 (税込) 、読みました。

第二次大戦は、幕末維新と重なり合うほどの革命だったと思います。

幸か不幸か、日本人の意識が180度転換した。

太平洋の国々には、日本軍の残骸が至る所に存在し、ニューギニアの海岸に

は、旧日本軍の機関銃がコンクリートでしっかりと固定され、日本に向けて照準

を合わせています。それほど、日本に対してあまり良い印象を持っていな

い、、、分かりますけど。

ですから、太平洋戦争について、全く無謀だと言わんばかりの人が多い。

このような負け戦で、人が通り過ぎようとしている歴史に、私たちを

その場に引き戻し、いかに彼らが悩み苦しみ人生を生きたかという

ことを知らせてくれた、この一冊の存在感は貴重でした。

「ミッドウェー作戦は、山本にとって、戦争終結を賭けた大勝負だった」
「南雲は、神経質になっていた。敵の潜水艦が追いかけてくるような・・」
「すべては後の祭りだった」

アメリカという、戦う相手ではなかった大国と、一戦交え、散っていった。

ミッドウェー戦が鮮やかに再現されていて、読んでいたら銃弾が飛んできそうなほど、臨場感があります。

「どうだ、しっかり生きているのかね」と南雲に質問されているような、そんなぬるま湯に浸りきっている私たちです。

南雲忠一、米沢出身、日本海軍、悲劇の提督。

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